この記事は、ハリーポッターシリーズの映画・原作のネタバレを含みます。
未鑑賞の方はご注意ください。
クルックシャンクスのルーツ
クルックシャンクスは、ハーマイオニーが3年生になった時に飼い始めた猫です
オレンジのフワフワな毛を持ったライオンのような見た目で、顔は壁に衝突したかのようにつぶれています
そのクルックシャンクスが、元々はポッター家で飼われていた猫ではないか? という説があります
Happy #Caturday! Did you know that Crookshanks is no ordinary pet cat? He's half-Kneazle, a fantastic beast with high intelligence and knack for spotting shady characters. pic.twitter.com/ko9yI3qVRK
— Wizarding World (@wizardingworld) May 11, 2019
ポッター家は猫を飼っていた
『ハリーポッターと死の秘宝』で、ハリーたちがグリモールドプレイス12番地のプラック家の屋敷(元騎士団本部)に避難した時、
ハリーはシリウスの部屋で、リリーがシリウスに宛てて書いた手紙を発見します
その手紙には、シリウスが誕生祝いにくれたおもちゃの箒に乗ってハリーが飛び回り、危うく猫を殺しかけたことが書かれていました
ここで、ポッター家が猫を飼っていたことがわかります
しかし、ヴォルデモートの襲撃の後で、その猫がどうなったのかは、明らかになっていません
リリーとジェームズのように、ヴォルデモートの手にかかって死んでしまった可能性もたしかにあります
しかしハリーは、ヴォルデモートと意識が繋がり、あの夜にゴドリックの谷で何があったのかを、あの人の視点で詳細に見ています
その場面には、猫は一切登場しないので、おそらく逃げて生き延びた可能性が高いと思います
そしてその12年後に、ハーマイオニーがダイアゴン横丁の『魔法動物ペットショップ』で、クルックシャンクスと出会います
その店の魔女は、『この猫は誰も欲しがる人がおらず、もうずいぶん長いこと店にいた』と話しています
もしクルックシャンクスがポッター家から逃げ出した猫だったなら、この話にも辻褄があいます
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シリウスとぺテグリュー
クルックシャンクスがポッター家の猫であると考えられる理由は、それだけではありません
クルックシャンクスは、ネズミの姿をしたぺテグリュー(スキャバーズ)、そして犬の姿をしたシリウスの正体を一瞬で見破りました
それだけでなく、世間の認識とは反対に、シリウスが善人であり、ぺテグリューが悪人であるということも、クルックシャンクスは理解しました
クルックシャンクスが二人の正体を見破れたのは、以前から二人のことを知っていたからではないでしょうか?
シリウスとぺテグリューは、ポッター家に頻繁に出入りしていたことが、リリーの手紙で明らかになっています
ポッター家の猫であれば、その姿を何度も見ているはずです
二人の人間の姿も、アニメーガスの姿も知っていて、最終的にぺテグリューが、飼い主であるリリーとジェームズを裏切ったことも分かっていた
だからクルックシャンクスは、ネズミのぺテグリューを見たその時から、彼を襲うのに躍起にやっていたのではないでしょうか?
今は亡き飼い主の仇を討つために…
最後に
もしクルックシャンクスが本当にリリーに飼われていたのだったら、同じマグル生まれで、賢く優秀なハーマイオニーに懐くのも納得がいきます
さらに、ポッター家の肖像画に描かれているネコは、オレンジの毛で、クルックシャンクスとよく似ています
Brave, talented, and the witch who proved that love is the most powerful magic of all. Happy birthday, Lily Potter! pic.twitter.com/W2EKet9YHT
— Wizarding World (@wizardingworld) January 30, 2019
クルックシャンクスは、来るべくしてハーマイオニーの元にやってきたのかもしれません
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