『ハリー・ポッターと死の秘宝』で、ハリーは禁じられた森に行き、ヴォルデモートの死の呪い(アバダケダブラ)をその身体に受けました
この時、ヴォルデモートの分霊箱であるハリーが死んだことで、ハリーの中にあるヴォルデモートの魂の一部も破壊されてなくなりました
つまり、アバダケダブラによって、分霊箱が破壊されたということになります
ということは、他の分霊箱もアバダケダブラで破壊できたのではないでしょうか?
分霊箱が生きていれば破壊できる
分霊箱を破壊するには、分霊箱が魔法で回復できない状態にまで破壊する必要があります
アバダケダブラの呪いは、生きているものを瞬時に死に至らせます。それを覆す反対呪文は存在しません
なので、分霊箱が生きているものだった場合、死の呪いはそれを破壊することができます
ハリーのような人間の場合だけでなく、おそらくナギニのような生物が分霊箱の場合でも、死の呪いは有効だったでしょう
分霊箱が物体の場合は?
しかし、ロケットや日記のように、分霊箱が生きていないただの物体だった場合、死の呪いは役に立たないでしょう
ただし、死の呪いが物体(無生物)に当たった時、何も起こらないわけではありません
魔法省でヴォルデモートとダンブルドアが戦った時、ヴォルデモートの死の呪いが当たったケンタウロスの像は、粉々に砕けています
銀色の盾の陰から、またしても緑の閃光が走った。こんどは、ダンブルドアの前に疾駆してきた片腕のケンタウルスがそれを受け、粉々に砕けた。
出典:『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』原作小説より
また、死の呪いが守衛のデスクに当たった時には、机がたちまち炎上しました
しかし、物体に当たった時の効果はまちまちなので、バジリスクの毒や悪霊の炎のような『魔法で修復できないほどに破壊する』ほどの力は、やはり持っていないでしょう
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※本ページの情報は2023年5月時点のものです。最新の配信状況はAmazon公式サイトにてご確認ください。
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